風の行方と僕

2002年12月23日
やわらかい日差しが好きだ。

今日の様に冬の寒い日に
窓から差し込む日差しは
ここちよいやわらかさだ。

うららかな日差しに誘われて

休みの日は殆ど家にいる。
外に出るのは散歩する時。
自分と向き合って色々と
考えるには丁度良い時間。

少し窓を開けた休日

日差しに混ざって部屋に
入り込むのは優しい風と
あの頃の想い出とか色々。

頬杖をついた私に届く風は
次に誰を訪ねるのだろう

ここに住んでから幾年月。
長いようで短かった様な
日々を過ごしてきたけど
僕は何か変っただろうか。

慌しく過ぎ行く毎日を
今日を少しだけ緩やかに

振り返ればあの頃のこと
あの頃の想い出が溢れて
押しつぶされそうになる
だけれど僕にはときどき
それがどうしても必要で
悲しさに浸り続けている。

退屈で手にした本から落ちたのは
あの時から止まったままの笑顔

あなたと居た鮮やかな記憶が蘇る
次の風を待つこの窓辺に


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